日本設計工学会の「設計工学」に,本学 杉森順子准教授との共著論文「アート作品を用いたデザイン思考型モノづくり教育の実践」が掲載されました.
現在J-stageで閲覧可能です.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsde/advpub/0/advpub_2017.2746/_pdf/-char/ja
機械システム工学科3年生向け科目「卒研セミナー」では,基本的に4力を中心とした内容が多いのですが,機械システムですから,情報系の内容も習得する必要があります.特に3年生は回路やプログラミングの知識や技能は乏しいのが現状です.その一方で,モノづくりに関する知識や技能は長けています.
そこで,杉森准教授の作品「しなやかな次元」をデフォルメ化したオブジェを開発するというプロジェクトを課し,デザイン思考を取り入れることによって,学生の意欲喚起を促す教育を実施しました.その結果として,機械系の学生に対して,情報系の内容理解,習熟を促すことが可能であることと,広い視野でのモノづくり能力を身につけることができる,ということが示唆された,という内容となっています.
ご一読頂ければ幸いです.
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