6月30日(木)に東北大学で行われた「パーティクルフィルタ研究会」で発表しました.
「隠れマルコフモデルによるマウス社会行動推定手法とフリーソフト"DuoMouse"の開発」
◯荒川俊也(愛知工科大学),田邉彰(国立遺伝学研究所),高橋阿貴(筑波大学),柿原聡(前:政策研究大学院大学),小出剛(国立遺伝学研究所),土谷隆(政策研究大学院大学)
講演概要
センシング技術およびICTの発達により,動物行動に携わる研究者は膨大な量のデータを収集することが可能となった.従来の観察に基づく動物行動の評価の代替として期待されているが,その一方で,膨大なデータを効率的に処理するための手法が求められている.センサにより得られた膨大な動物行動データの活用・処理手法の一つとして,隠れマルコフモデルを用いたマウスの社会行動の自動推定の試みについて紹介する.また,推定アルゴリズムを実装して開発したフリーソフト"DuoMouse"についても紹介する.
開発ソフトについてのコメントが非常に多かったです.
このソフトは私ではなく,共同研究者の当時学生さんが非常に頑張って作ってくれたもので,とても内製とは思えない出来です.やはり,ソフト開発も,餅は餅屋,ですね.
研究会後は懇親会にも参加しました.
パーティクルフィルタ研究会は今年2月から参加しているのですが,少しずつ,パーティクルフィルタの適用可能性について検討を進めて行きたいと思います.
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