株式会社テックデザイン様の講習会で講師を務めました.
昨年9月に実施した同内容の講習会の再演です.Rを使った実習形式の講習会で,今回は食品,飲料,化粧品メーカーなどの方が多かったです.
今回の参加者は16名で,会場の関係もあり16名集まった時点で募集打ち切りとなりました.初めての満員御礼でした.
今日,アンケート結果を頂きましたが,非常に好評でした.Rを使ってデータ解析することについてハードルを高く感じなくなった,とか,自分で色々とやってみようという気になった,という声が多くありました.
私の講座は基本的にはわざと上っ面な所をなぞるような内容にしています.大体,技術セミナーや講習会に来られる方は,初めの取っ掛かりの所で一歩を踏み出せない方が多い傾向にあります.そのため,上っ面な所でも良いので,敷居が高いものではない,ということを認識して頂くことが重要だと捉えています.
ですので,私の講座は,数式が少ない(笑)でも,それで良いと思っています.まずは馴染んで頂く,取り敢えずやってみて,数式などは後追いで考えてみる,で,良いと思います.(特に実践的に使われる企業技術者の方は.)
統計講座のニーズはどんどんと増している印象があります.一応は統計数理研究所に居た身としては,このニーズの増加,嬉しさを感じます.
2016年7月30日土曜日
2016年7月26日火曜日
技術セミナー「自動車の安心・安全と自動化を支えるドライバーモニタリングシステムの動向・課題と今後の展望」で講師を務めました
サイエンス&テクノロジー株式会社様の技術セミナー「自動車の安心・安全と自動化を支えるドライバーモニタリングシステムの動向・課題と今後の展望」で講師を務めました.
私は第1部の講師で,「自動車技術の進展におけるドライバーモニタリングの役割と位置付け及びその技術動向」という題目でお話を致しました.
前4部構成で,私以外の講師の先生は,中部大学の野田明子教授,株式会社デンソーの大見拓寛氏,愛知県立大学の小栗宏次教授の3名でした.
どちらかというと私の話は後の先生に続く全体展望的な話にしたのですが,意外と,エンジニアの方は,コアな話ではなく,割と広く浅くな話を求めている傾向にあるようで,事後アンケートでは概ねご満足頂けた印象でした.
今回のセミナーは急遽受講者数が増加し,余りの増加だったために会場が急遽変更となりました.最終的には50名近くが受講されたようで,この分野の関心の高さが伺えます.
今週はもう1つ,金曜日にRを用いた主成分分析と因子分析の実習のセミナー講師のお仕事があります.久々の統計関連のセミナーです.
こちらも現状満員御礼に近い状態らしいとのこと.有難い限りです.
本学では全く専門とは関係の無い授業を担当している中,セミナーでは専門のことを色々と喋っている,どっちが本職なんだ,という感じもしてしまいますが,技術者指導も大学の人間(特に企業の技術者上がりの人間)としては重要と捉えていますので,どちらも手を抜かずに進めて行きたいと思います.
私は第1部の講師で,「自動車技術の進展におけるドライバーモニタリングの役割と位置付け及びその技術動向」という題目でお話を致しました.
前4部構成で,私以外の講師の先生は,中部大学の野田明子教授,株式会社デンソーの大見拓寛氏,愛知県立大学の小栗宏次教授の3名でした.
どちらかというと私の話は後の先生に続く全体展望的な話にしたのですが,意外と,エンジニアの方は,コアな話ではなく,割と広く浅くな話を求めている傾向にあるようで,事後アンケートでは概ねご満足頂けた印象でした.
今回のセミナーは急遽受講者数が増加し,余りの増加だったために会場が急遽変更となりました.最終的には50名近くが受講されたようで,この分野の関心の高さが伺えます.
今週はもう1つ,金曜日にRを用いた主成分分析と因子分析の実習のセミナー講師のお仕事があります.久々の統計関連のセミナーです.
こちらも現状満員御礼に近い状態らしいとのこと.有難い限りです.
本学では全く専門とは関係の無い授業を担当している中,セミナーでは専門のことを色々と喋っている,どっちが本職なんだ,という感じもしてしまいますが,技術者指導も大学の人間(特に企業の技術者上がりの人間)としては重要と捉えていますので,どちらも手を抜かずに進めて行きたいと思います.
2016年7月23日土曜日
ポケモンGOブーム
昨日,日本国内でも,Android用,iOS用に,「ポケモンGO」がリリースされました.
「ポケモンGO」とは,「位置情報を利用することにより,現実世界そのものを舞台として,ポケモンを捕まえたり,交換したり,バトルしたりすることができる」ゲームで(公式サイトから引用),INGRESSのNiantic社が開発,任天堂がパートナーとして加わっています.
昨日,1時限目の授業を終えて,研究室に戻ろうとしたら,廊下で学生が携帯を覗きながら何かやっている.何だろうと思って話を聞いてみたら「ポケモンGO」だったのです.
そして私の研究室の学生もぞろぞろと歩きまわっており,話を聞いたら学内のポケモンを探しに向かうとのこと.
驚いたのはその後でした.建物に入ってきた学生が殆ど全員ポケモンGOをやっており,大学から駅に向かうバスの中でも学生が皆ポケモンGOをやっている始末.
さらに,今,出張で東京に来ているのですが,電車の中でもポケモンGOをやっている人が多かったのです.
流石にこのブーム,ちょっと驚いています.
で,私もミーハーなので(笑)ダウンロードして少しやってみました.
勝手な感想を言うとすれば,ポケモンを集めるというコレクターズ魂を揺さぶる作り,少し前に流行った「コロニーな生活」や「ケータイ国盗り合戦」のようなスタンプラリーの楽しさ,集めたポケモンでバトルをする楽しさが全部合わさっていることがブームの要因なのかな…と感じています.それから,連日のマスコミの煽りもあるでしょう.
このブーム,いつ頃まで続くのでしょうか.非常に見ものです.
教える側からすると,学生への影響が少なからずありそうなので(ポケモン探しに行って授業に出ない,など),なるべく早めに収束して欲しいのですが.
「ポケモンGO」とは,「位置情報を利用することにより,現実世界そのものを舞台として,ポケモンを捕まえたり,交換したり,バトルしたりすることができる」ゲームで(公式サイトから引用),INGRESSのNiantic社が開発,任天堂がパートナーとして加わっています.
昨日,1時限目の授業を終えて,研究室に戻ろうとしたら,廊下で学生が携帯を覗きながら何かやっている.何だろうと思って話を聞いてみたら「ポケモンGO」だったのです.
そして私の研究室の学生もぞろぞろと歩きまわっており,話を聞いたら学内のポケモンを探しに向かうとのこと.
驚いたのはその後でした.建物に入ってきた学生が殆ど全員ポケモンGOをやっており,大学から駅に向かうバスの中でも学生が皆ポケモンGOをやっている始末.
さらに,今,出張で東京に来ているのですが,電車の中でもポケモンGOをやっている人が多かったのです.
流石にこのブーム,ちょっと驚いています.
で,私もミーハーなので(笑)ダウンロードして少しやってみました.
勝手な感想を言うとすれば,ポケモンを集めるというコレクターズ魂を揺さぶる作り,少し前に流行った「コロニーな生活」や「ケータイ国盗り合戦」のようなスタンプラリーの楽しさ,集めたポケモンでバトルをする楽しさが全部合わさっていることがブームの要因なのかな…と感じています.それから,連日のマスコミの煽りもあるでしょう.
このブーム,いつ頃まで続くのでしょうか.非常に見ものです.
教える側からすると,学生への影響が少なからずありそうなので(ポケモン探しに行って授業に出ない,など),なるべく早めに収束して欲しいのですが.
2016年7月20日水曜日
技術セミナー「生体計測の基礎と測定・解析ノウハウ」で講師を務めました
1ヶ月振りの技術セミナー講師です.
技術情報協会様主催のセミナーで講師を務めました.これまではオムニバス形式の講義だったのですが,今回は私単独での担当となりました.
今回は6名の方が受講されましたが,比較的若い方が多かった印象で,色々とテクニカルな質問が多かった印象です.
また,今回は少し資料をアップデートし,筋電計測などの話も追加致しました.少しずつ新しい話も盛り込んで行ければと思います.
次は来週月曜日にセミナー講師を務めます.
技術情報協会様主催のセミナーで講師を務めました.これまではオムニバス形式の講義だったのですが,今回は私単独での担当となりました.
今回は6名の方が受講されましたが,比較的若い方が多かった印象で,色々とテクニカルな質問が多かった印象です.
また,今回は少し資料をアップデートし,筋電計測などの話も追加致しました.少しずつ新しい話も盛り込んで行ければと思います.
次は来週月曜日にセミナー講師を務めます.
2016年7月4日月曜日
パーティクルフィルタ研究会で発表しました
6月30日(木)に東北大学で行われた「パーティクルフィルタ研究会」で発表しました.
「隠れマルコフモデルによるマウス社会行動推定手法とフリーソフト"DuoMouse"の開発」
◯荒川俊也(愛知工科大学),田邉彰(国立遺伝学研究所),高橋阿貴(筑波大学),柿原聡(前:政策研究大学院大学),小出剛(国立遺伝学研究所),土谷隆(政策研究大学院大学)
講演概要
センシング技術およびICTの発達により,動物行動に携わる研究者は膨大な量のデータを収集することが可能となった.従来の観察に基づく動物行動の評価の代替として期待されているが,その一方で,膨大なデータを効率的に処理するための手法が求められている.センサにより得られた膨大な動物行動データの活用・処理手法の一つとして,隠れマルコフモデルを用いたマウスの社会行動の自動推定の試みについて紹介する.また,推定アルゴリズムを実装して開発したフリーソフト"DuoMouse"についても紹介する.
開発ソフトについてのコメントが非常に多かったです.
このソフトは私ではなく,共同研究者の当時学生さんが非常に頑張って作ってくれたもので,とても内製とは思えない出来です.やはり,ソフト開発も,餅は餅屋,ですね.
研究会後は懇親会にも参加しました.
パーティクルフィルタ研究会は今年2月から参加しているのですが,少しずつ,パーティクルフィルタの適用可能性について検討を進めて行きたいと思います.
「隠れマルコフモデルによるマウス社会行動推定手法とフリーソフト"DuoMouse"の開発」
◯荒川俊也(愛知工科大学),田邉彰(国立遺伝学研究所),高橋阿貴(筑波大学),柿原聡(前:政策研究大学院大学),小出剛(国立遺伝学研究所),土谷隆(政策研究大学院大学)
講演概要
センシング技術およびICTの発達により,動物行動に携わる研究者は膨大な量のデータを収集することが可能となった.従来の観察に基づく動物行動の評価の代替として期待されているが,その一方で,膨大なデータを効率的に処理するための手法が求められている.センサにより得られた膨大な動物行動データの活用・処理手法の一つとして,隠れマルコフモデルを用いたマウスの社会行動の自動推定の試みについて紹介する.また,推定アルゴリズムを実装して開発したフリーソフト"DuoMouse"についても紹介する.
開発ソフトについてのコメントが非常に多かったです.
このソフトは私ではなく,共同研究者の当時学生さんが非常に頑張って作ってくれたもので,とても内製とは思えない出来です.やはり,ソフト開発も,餅は餅屋,ですね.
研究会後は懇親会にも参加しました.
パーティクルフィルタ研究会は今年2月から参加しているのですが,少しずつ,パーティクルフィルタの適用可能性について検討を進めて行きたいと思います.
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