昨日は愛知工科大学大学院,愛知工科大学,愛知工科大学自動車短期大学の
卒業式(卒業証書授与式)が行われました.
生憎の雨,しかも肌寒い中でしたが,全員立派に卒業の日を迎えました.
今年の卒業生は私に取って思い入れのある学生です.
と言うのは,私が本学に着任して初めて受け持った学生だったのです.
なんだこの悪ガキは!なんて思っていたのも早や3年前.
もう卒業の時期となり,時の流れの速さを痛感しています.
荒川研究室の第1期生,
河野雄飛君,大井邦彦君,多治見謙成君,井上達貴君,今井駿君の5名も
昨日羽ばたいて行きました.
私が彼らの最後に伝えた言葉は,
・君らは私の教え子であることには変わりないので,いつでも遊びに来い.
・社会人になっても勉強を忘れるな.但し,専門性の勉強だけでなく,
科学,文学,芸術,政治・経済,芸能,何でも良いので教養を身に着けて,
自分の幅を広げて欲しい.
・社会人は良いことなんか数少ない.如何に学生時代は楽だったか,後でわかる.
・本学では「困難に立ち向かうこと」を高める教育をしたようだが,
実際は困難に立ち向かわなくても良い.しんどかったら一旦逃げろ.
逃げて一旦自分を見つめなおせ.逃げたとしても誰も笑わない.
というものでした.
これは私の実体験に基づいた話なので,他の先生の綺麗事に対して,
少し生々しかったかも知れませんが,こんなものだと思います.
でも,「人間万事塞翁が馬」(私が好きな言葉)ですから,
あまり一つのことに囚われない生き方をして欲しいのが私の希望です.
荒川研究室の卒業生5名は勿論のこと,
卒業生諸君の今後に大いに期待しています.皆さん,頑張って下さい.
暇な時にいつでも顔見せに来て下さいね.
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